☆2024年中学受験することにした親子の積み上げ記録☆

2024年中学受験しないかもしれない→改め、中学受験することになった息子の勉強を記録します。☆MISTYのシンママ生活☆別館。

わたしと中学受験と目的意識

こんにちは、MISTYです♡

 

MISTYの息子は小3。もう塾に通っている子も少なくないお年頃です。少なくとも小3の2月から通塾が始めるのがセオリーなはずなのに、MISTYの息子は中学受験するかもしれないし、しないかもしれない。そんなわりと中途半端なスタンスである理由は、過去の自分の経験にあります。

 

MISTYと中学受験

MISTYは公立の小学校に通い、中学受験を経て私立の中高一貫校に進学しました。その6年間で得た学びや人とのつながりは、今でも本当に私の宝物です。

ただ、その学校に合格するまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

もう30年前くらい前になりますが、MISTYが小4から小6の夏ごろまでは、何の疑問も感じずにYに通っていました。当時、自宅の近くにYはなかったので、放課後ランドセルを家に置いたらすぐにバスと電車で片道1時間かけて塾に通い、帰りはまた1時間かけて帰宅しました。帰宅してから宿題と塾の勉強をこなし、寝るのは0時近く。塾の勉強は楽しかったけど、行き帰りは大変だったし、帰りの電車で酔っ払いのサラリーマンに腕をつかまれたりするのも怖かった。いつも怯えて走って帰っていました。

もともと小柄で細かったMISTYにとっては、負担がかなり大きかったのです。

そして夏が過ぎたあたりから成績も徐々に落ち始めると同時に、反抗期に入っていきました。体と心がバラバラ。勉強もうまくいかないのに、周囲は勝手に期待を押し付けてくる…。

なんで私は受験するの?
私、受験したいなんて一言も言ってない。

親が勝手に期待を押し付けてるだけじゃん!

焦りが頂点に達したとき、MISTYは母親に怒りをぶつけ、勉強をボイコットすることで自分を守ろうとしたんです。

それからは成績ガタ落ちでした。Yの特進コースに在席していたのに、MISTYだけみるみる成績が落ちました。

そして、第一志望の受験の朝。人生2度目の生理が来て、腹痛でヤケクソになりました。案の定、算数の試験中は問題文が頭に入って来ず、冒頭10分くらい鈍痛に耐えながら放心状態に。

たまる一方の消しゴムのカス。
ライバルたちの後頭部。
薄曇りの空を映した窓。
試験監督の先生の怪訝そうな視線。
コチコチとうるさい秒針のリズム。

その時感じた「ああ、3年間頑張ったけど、終わるときはあっけないんだな」との予感どおり、翌日の合格発表にはMISTYの受験番号はありませんでした。 

結局、MISTYは第2志望に進学することになりました。それが結果的に良かったのですが、あの3か月間で味わった苦しみと挫折、自分が失われていく感覚が今でもややトラウマになっています。

母親のせいでもなんでもなく、自分で目的意識を持てなかったのが最大の敗因です。
ただ、当時小6だった自分はそこまで分析できていなかったし、単純に逃げ出したかっただけなのでした。

 

君に「目的意識」はあるか?あれば何だって乗り越えられる

仕事でもなんでもそうですが、

  • めちゃくちゃ忙しいけどなんか充実してる!
  • 忙しすぎて無理。もう吐きそう。やめたい。

というときってあるじゃないですか。この2つの違いって、「目的意識」があるかどうかだと思うんです。
小6のMISTYのように「目的迷子」になってしまっていると、どうしてもモチベーションが向上しない。あるときふと「私、なんのためにこれやってるんだっけ?」と気づいてしまったら、もうその先は続かないですよね。

だから、自分の苦い苦い経験を踏まえて息子に問いたい。

君に「目的意識」はあるか?

小3の息子にはまだ難しいかもしれないけれど。将来なりたいものとか、広い世の中いろんなことができるよ、ということを知ってもらって、かみ砕いて話して、おぼろげでもいいから目的意識をもってもらいたい。
そして、目的迷子になりかけたら、勇気を出して一度立ち止まろう。

そんなスタンスで、中学受験をひとつの選択肢として捉えています。だから、今のところ「中学受験するかもしれないし、しないかもしれない」。これでいきたいと思います。

 

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