こんばんは、MISTYです♡
小3息子、中学受験に向けて気持ちを高めつつある今日このごろです。
受験=目的ではない
受験するもしないもこれからのことはわからないけれど、大事なのは「受験=目的」ではなく、「受験=手段」であること。ここをはき違えてしまうと、あっという間に目的迷子になってしまいます。
とりあえず塾に行って勉強し、名の知れた学校に進学して有名大学に入る…それが目的だと、ちょっと辛いかもしれません。無事に進学できたとたんに燃え尽きて廃人になるか、反動で遊びに夢中になってその先の人生で躓いてしまう人をたくさん見てきました(自分にも思い当たるフシがあります…)。
なので、息子が「目的迷子」にならないよう、最近は「将来どんな自分でありたいか?」の対話を繰り返すようにしています。
目的迷子を防ぐには?
将来何になりたいか?の問いについては、「プロ野球の選手」「バスの運転士」「TVのアナウンサー」などなど職業が出てきます。じゃあ、そうなるためにはどんな自分でありたいか?今の自分はどうか?と聞くと、しばらく考えてこんな言葉を紡ぎ出しました。
- プロ野球選手なら、野球がうまくてチームメイトに信頼される選手になりたい。
- 運転士さんなら、いつも笑顔で乗客に親切に説明できる運転士になりたい。海外のお客さんもいるから、英語も話せるようにならなきゃ。
- 色々なことを伝えられるように、世の中の出来事に関する知識や正しい日本語を使いこなしたい。
…おお、なんとなく具体的に見えてきました。
じゃあそのために、どうしたらいいかな?という問いかけをして深掘りしていくと、だんだんやるべきことが見えてくるんですよね。
対話で出てきたことが全部できるわけではないし、将来の夢に直結すること以外を排除するつもりはまったくありません。ゲームや動画も見るし、外でお友だちと遊びまわったりダラダラTVを見たり…そんな当たり前の時間を過ごすこともたくさんあります。でも、そんな日常の中で目的意識をなんとなくでも持っておくと、これから何かを選び取るときの軸ができるかもしれません。
言語化することで意識が定まる
不思議なもので、頭の中でなんとなく考えていることを言語化すると、意識がクリアになってモチベーションも高まる気がします。まだまだボキャブラリーが少ない息子ですが、語彙力が増えるにつれて自分の考えをぴったり表現することができるようになる確率が上がるので、この対話は折を見て繰り返したいと思います(個人的にも、表現の幅が増えるとコミュニケーションの質が上がるのがうれしくて、それを原動力に国語の勉強に励んでいました)。
もちろん、子どもの将来の夢など移ろいやすいもの。息子もこれから視野を広げて、たくさんの「なりたいもの」を見つけてくれることでしょう。そのときは「目的」の棚卸をして、また対話をしていきたいと思います!